モグモグ昆虫食ランド
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市場で売られる昆虫食

「ぼくらはみんな生きている 生きているから食べるんだ」と、誰かが言ったように私たちは他の動物・植物の命を分けてもらい食べることで命を繋いでいます。

食と言う概念の本質の前では、食材に貴賎などは無いのです。ですから、日本を含む世界の食文化の中には昆虫を食べるという文化が当然のように存在しているのです。


なぜ昆虫を食べるのか?

「昆虫を食べる」と聞いただけで嫌悪感を表す人も少なくないでしょう。しかし、昆虫は食材資源として考えた場合、実はとても有益なものなのです。

石器文明の頃、人類は一部農耕を始めていたことが最近の研究で判明していますが、食材を確保する手段で大きなウェイトを占めていたのは狩猟でした。しかし、狩猟は獲物が獲れないことも少なくなかったのです。

その点、昆虫は大型動物に比べて捕獲も容易で量も豊富です。そして、栄養価においては、大型動物にも負けないほどの高いたんぱく質を有しているのです。

昆虫を食材として考える

では、食材の豊富な現代でもなぜ人は昆虫を食べるのでしょうか。

一つは「食文化の継承」があります。日本では蜂の子やイナゴなどを珍味として食べている地方が存在しているように、昆虫を食材として昇華した文化を伝えているのです。

第二に「栄養価の高さ」があります。ある研究では「1キロの牛肉を食べるより1キロのバッタを食べる方が、栄養価が高い」という結果があるように、昆虫は栄養価に優れた食材であるといわれています。しかし、牛や豚などに比べてサイズが小さいのが昆虫の食材としての欠点ともいえます。

第三には「美味しいから」という理由があります。昆虫食が栄養価だけは高くて食用とは言い難い味ばかりであったら、既に廃れてしまっているでしょう。しかし、現代でも昆虫食が受け継がれているのは他の食材に負けない美味しさを持っていること、不味くて食用にならないものは淘汰されてきたからではないでしょうか。

昆虫食の文化を知る

食用にされる昆虫の中でも、世界的に食用とされているのはイナゴとセミではないでしょうか。

イナゴは、旧約聖書に登場する洗礼者ヨハネが常食していたとされていることから、食べることがタブーではない地域が多い昆虫と言われています。また、イナゴの大発生によって麦や稲などの主食を食い尽くされてしまうので、非常時の食料として食べられてきた経緯を持っています。

セミも、各地で食料として食べられてきた昆虫の一つです。セミの一種で日本を中心に生息するアブラゼミが「食べた時脂っこかったからアブラゼミ」と言われているように、食文化から名付けられたと思しきものもあります。

昆虫食は、食文化だけでなく生態学や民俗学などにも大きな関わりをもつ文化なのです。

 

どんな昆虫が食べられているのか?

では、世界中ではどのような昆虫が食べられているのでしょうか。厳密に言えば、昆虫は基本的に「体が頭部・胸部・腹部に分けられ、胸部に対六本の足を持つ虫」が分類されていますが、ここでは、その他の虫も食用の昆虫に含めています。

イナゴ

人類が農耕を始めたことで、イナゴは食料を食い荒らす害虫であると同時に食用昆虫として、人類の食文化に密接に関わってきました。日本では珍味のイナゴの佃煮として食べられています。

>> イナゴの詳細

ハチ

スズメバチは、時として人間の命を奪うこともあるほどに獰猛な昆虫ですが日本においては珍味として珍重されてきました。巣ごと燻して無力化したスズメバチは、成虫を佃煮に、幼虫を蜂の子にして食されています。

>> ハチの詳細

ざざむし

長野県では、トビゲラ・カワゲラを捕らえて佃煮にしたものを「ざざむし」と呼んでいます。トビゲラ・カワゲラの個体数の減少により現在では高級珍味として扱われています。

タガメ

水辺に生息する昆虫の中でも大型とされているタガメは、主に東南アジアで食用とされています。タガメには独特の芳香があり、タガメを漬け込んだ醤油は一度使ったらやみつきになるほどと言われています。

>> タガメの詳細

アリ

集団行動をとる昆虫の中でも、最も洗練されているといわれるアリも人間に掛かれば食用昆虫になります。アリの中には蜜を体内に蓄積する種類もいて、デザートに食べられることがあります。

>> アリの詳細

クモ

クモは、益虫であると同時に害虫として扱われていますが食用としても非常に有益な虫です。一説にはチョコレートのような味がすると言われています。

>> クモの詳細

サソリ

尾の針に毒を持つことで知られるサソリは、中華料理の薬膳の材料としても用いられます。油で素揚げしたサソリは、スナック菓子のような食感を持ちおやつ代わりに食べられています。

>> サソリの詳細

ミミズ

ハンバーガーチェーンの都市伝説にも登場するミミズは、実は食材としては牛肉にも負けないほどの栄養価を持っています。ミミズは釣り餌や漢方薬にも使われています。

>> ミミズの詳細

ハエ

ハエは食べ物に集る性質を持っているため嫌われていますが、ある種類のハエは食用として清潔な環境で飼育され食用昆虫として扱われています。食用になるのは成虫ではなく幼虫とされています。



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